写真と文章で空き家を生かす仕事 地域おこし協力隊募集

2023年01月26日

写真と文章で空き家を生かす仕事

1古民家田舎暮らしするなら古民家に住んでみたい。

新しくなくていい、風景や街並みになじんだ家に住みたい。

自分たちでDIYを楽しみながら家と暮らしを整えていきたい。

そういった新しい視点で空き家バンクにお問い合わせする方が多くなっています。

 

 

 

2廊下

大江町の空き家バンクには、これまで約120件の物件が登録されました。

今年は20件以上の物件の登録がありました。

物件を空き家バンクホームページで公開するたび、全国の移住希望者からのご連絡があります。

 

 

 

3室内

たくさんお問い合わせをいただくのは、写真の第一印象。パッと見て、住んでみたい、見てみたいと思っていただける紹介ができた物件です。

建築物の写真を撮って魅力的な文章でウェブサイトに掲載する。

移住希望者へ個性豊かな空き家物件を紹介する。

 

 

 

4左沢線大江町の家と暮らしの様子を伝えることを仕事にしてみませんか。

日々の業務は、空き家バンク物件の撮影、物件の紹介記事を作成、そしてウェブサイトの更新。

ウェブサイトは、空き家バンク(町ホームページ、全国版空き家バンク2)3サイト、移住情報2サイト。いずれもCMS方式で、文字が打てればOKです。

 

 


実作業は、写真撮影、パソコン作業、東京の移住イベントの準備と参加、窓口・電話での空き家バンクの紹介、町内のフィールドワークなどがあります。

空き家バンクは、地域振興課移住定住推進室地域交流係が担当しています。※地域おこし協力隊と同じ係が担当です。

いずれも町職員と一緒に対応します。補助金の申請などお金に関わることは、町の職員におまかせください。

こんな人に向いています

 6ヒメサユリカメラが好き、文章を書くのが好き、建築が好き、接客が得意、ウェブサイトの更新やデジタル対応に自信がある、将来、カメラマンやライターを目指している、不動産関係の仕事を目指している

 

 

 

 

 

こういった人には向かないかもしれません

7雪国 写真撮影や文章を書く自信がない、パソコンが怖い、古い家に入るのが苦手、人前で話すのが苦手、注目されたくない
※空き家物件は、これまで住んでいた方のプライベート空間で、いろいろな現場があります。前にお住まいだった方の生活を尊重できない方はお控えいただいたほうがよいと思います。

 

 

 

 

ある日のスケジュール

8:30  出勤

9:00  空き家物件や家周辺の自然の写真撮影

11:00 写真の整理

12:00 昼食

13:00 物件の紹介記事の作成

14:00 利用希望者からの電話相談対応

15:00 ウェブサイトの確認と更新

16:30 終業

基本的に、役場内での活動が多くなりがちですが、積極的に町内をめぐりましょう。

 

ある週の過ごし方

日 休

月 研修

火 出勤

水 出勤

木 出勤

金 出勤

土 休

 役場は平日が開庁日です。

 他の協力隊とのミーティングや研修があります。

 東京へ出張する移住フェアや移住希望者の見学ツアーなどのイベントは週末が多いです。

 土日に出勤の場合、週5日を越えてしまわないよう平日が休みになります。


地域おこし協力隊の勤務時間以外は、届出制で兼業・副業することができます

5朝日連峰ただし、働きすぎや、活動の支障にならない必要があります。

地域おこし協力隊の場合、活動を卒業する3年後の、起業や独立、仕事につながることにチャレンジしてください。

たとえば、カメラマン、記事の執筆、作家活動、地元イベントの臨時スタッフやマルシェ出店など。

次の仕事につながるスキルを磨く心がまえで取り組んでいただくとよいですね。

 

 

定住支援員とあわせて募集しています

今回は、地域おこし協力隊と定住支援員をあわせて募集しています。

地域要件などによって、いずれかで1名の採用予定です。

主な違いは次のとおりです。

地域おこし協力隊

 都市部からの移住。3年まで。住宅は町が準備。専用の活動用車両。任期後の定住に向けた資格取得の支援や住宅の補助制度がある。

定住支援員

 地域と移住要件が無いため大江町にお住いの方も応募できる。任期の定めが無い(ただし3年ごと再募集。再任あり)。住宅と専用の活動用車両はありません。資格取得や住宅への補助はありません。

 

地域おこし協力隊に応募する前に知っておいていただきたいこと

地域おこし協力隊は国の制度

 隊員は都市部から過疎地域へ移住し、地域を元気にするため活動します。

 活動内容や待遇は、受け入れる自治体で様々です。活動期間は3年までです。

 国は、市町村が地域おこし協力隊に取り組む場合、1人あたり、給与などの報償費等は280万円、活動経費は200万円を上限に、市町村の経費に対して特別交付税措置を講じることになっています。※令和4年時点

 このため、上限まで使わない場合であっても、余った経費が町の収入になるわけではありません。また、補助金と異なり、収入が確定している財源ではありません。

活動のタイプ

 大江町は、活動内容を定めた「ミッション型」で募集しています。

 地域おこし協力隊の制度が始まったころは、活動内容を定めない「フリーミッション型」が多かったそうですが、現在は全国的に活動分野やテーマを決めた「ミッション型」が多くを占めるようになっています。

地域おこし協力隊の身分

 大江町の地域おこし協力隊は、年度ごとに雇用される「パートタイム会計年度任用職員」の町職員として、地方公務員の立場で活動します。

 公務員なので勤務時間中は、職務に専念しなければならないほか、公務員として求められるいろいろな責任が生じます。地域おこし協力隊の行う活動は町の事業になります。

 多くの自治体が、大江町と同じように「会計年度任用職員」で地域おこし協力隊を受入しています。

 ただし、自治体によっては個人へ委嘱や委託の形式で受入している場合があります。活動の自由度が高いことが多いようですが、「会計年度任用職員」と違い、市町村職員としての共済に加入できない、活動中の事故が公務災害にならないなどの条件が異なります。

 複数の市町村の地域おこし協力隊への応募を検討している場合、どのような立場になるのかご留意ください。

兼業・副業

 大江町の「パートタイム会計年度任用職員」の地域おこし協力隊は、届け出により、兼業・副業が可能です。

 ただし、当然のことながら、地域おこし協力隊としての勤務時間中に兼業・副業のほか収入が発生してはいけません。

 大江町の地域おこし協力隊は、フルタイムの仕事より勤務時間が短いので、兼業・副業する場合は、任期後につながる内容で、仕事の実績づくりやスキルを磨いてください。

 なお、町の一般職員や「フルタイム会計年度任用職員」の兼業・副業は禁止されています。

大江町の地域おこし協力隊の給与水準

 給与など報償費と手当を、週5日、1日7時間、勤務した場合に、国の制度の上限の年間280万円いっぱいになるように設定しています。

地域おこし協力隊の活動経費は自由に使えるか

 公金ですから自由に使うことはできません。

 地域おこし協力隊の給与や手当、家賃や活動用の経費は町の予算から支払いします。町の支出は、公金としての計画的な執行と、厳密な確認の上で支払いされます。

 活動を計画し、必要な経費か判断した上で、会計ルールに従って使うことになります。

大江町の地域おこし協力隊受入状況

 平成25年から、令和4年度まで14名の地域おこし協力隊が着任し、11名が活動終了、3名が活動中です。

 活動終了した11名のうち、引き続き6名が大江町に住んでいます。

 

令和5年度山形県大江町「地域おこし協力隊」募集要項

1.募集人数 1名

2.活動内容
 空き家を利活用して移住定住を進めるため、大江町地域おこし協力隊設置要綱の地域協力活動のうち、地域おこしの支援として、空き店舗活用など商店街活性化、移住者受け入れ促進、地域メディアなどを使った情報発信等を行う。地域おこし協力隊合同の月例ミーティングや国県の地域おこし協力隊研修会参加。活動の計画書や報告書等の書類や町広報誌コラム欄の記事作成。

3.募集対象
・3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎地域等条件不利地域を除く)から大江町へ住民票を異動し、1年以上3年までの間で活動することができる方
・心身ともに健康で、施設管理団体や住民と協力して活動できる方
・普通自動車運転免許を有する方
※地域要件について
3大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の区域の全部
都市地域:条件不利地域以外の地域
条件不利地域:次のいずれかの対象地域・指定地域を有する市町村。(1)過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、(2)山村振興法、(3)離島振興法、(4)半島振興法、(5)奄美群島振興開発特別措置法、(6)小笠原諸島振興開発特別措置法、(7)沖縄振興特別措置法
現在お住まいの地域がどれにあてはまるかわからない場合は、担当までお問い合わせください。

4.勤務時間
・勤務日数・時間
 朝8時30分~16時30分。1日7時間、週5日、1週間で35時間勤務。
・休日
 週休2日制。土日祝日にイベントの開催等がある場合、勤務日になります。半年以上の勤務で年次有給休暇10日付与(年間)、その他夏季休暇(有給)3日間。
 ※国や町の制度改正等による変更有。

5.勤務条件等
・雇用形態 大江町パートタイム会計年度任用職員
・勤務場所 大江町山里交流館を中心に町内各地
・隊員報酬 時給1,379円、日額9,654円を、月の勤務日数により翌月10日を基準に支給
      月22日勤務の場合、月額212,388円。※所得税、社会保険等を控除後、口座振込。
・期末手当 支給前6カ月報酬月額平均の0.675分を2回。初回の6月支給は勤務期間が短いため平均ではなく月数に応じた調整率。報酬・手当をあわせると国基準上限の年額280万円程度になるよう日額を定めています。ただし、初年度は初回の手当の期間が短いためこれより少なくなります。
・活動用備品等 活動用車両貸与(軽自動車)、活動のほか、通勤に使用。
・生活関連 住宅はアパート(2LDK)の予定。家賃、敷金、礼金ともに町が負担。
※住宅の光熱水費、電話等通信料、電化製品等は個人負担。
・研修その他活動経費 活動に必要な研修や視察は勤務時間とし、町が費用負担。協力隊の活動として実施するイベント等も同様です。
 ※上記の条件等は、令和5年度予算の成立状況により変更になる可能性があります。

6.活動期間等
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
※地域おこし協力隊の活動は最長3年間。町の職員(会計年度任用職員)として年度ごとの任用。町職員としてふさわしくない行為等があった場合は、期間途中であっても任用を取り消します。

7.応募手続
 次の申込書類を、令和5年2月17日(金)※必着 まで下記の申込先へ提出してください。

 申込書類
・大江町会計年度任用職員採用試験申込書
・現住所の住民票抄本 ※地域要件確認のため
・自動車免許証の写し

8.選考
申込書類の審査結果により、面接のご案内をお送りします。面接は2月中の、役場の開庁時間内に実施します。面接後、結果を郵送で通知します。書類の提出や面接に要する費用は申込者負担です。

9.採用の決定
 選考結果により内定し、令和5年度予算が成立後に採用決定となります。

10.申込み・お問い合わせ先

〒990-1101 山形県西村山郡大江町大字左沢882-1
大江町役場 地域振興課移住・定住推進室 地域交流係 担当:庄司
TEL 0237-84-1503 FAX 0237-62-4736 E-mail iju@town.oe.yamagata.jp

 

募集要項をダウンロードしてじっくり見たい方はこちら

pdfファイル「写真 地域おこし協力隊募集要項」をダウンロードする(PDF:509kB)

 

申込用紙(履歴書形式)はこちら

・手書き用

pdfファイル「地域おこし協力隊申込書」をダウンロードする(PDF:292kB)

・パソコンで作成する場合はこちらをお使いください

wordファイル「地域おこし協力隊申込書」をダウンロードする(DOCX:20kB)

 

定住支援員の募集要項はこちら

pdfファイル「定住支援員募集要項」をダウンロードする(PDF:411kB)