めざせ、野遊びマスター 地域おこし協力隊募集
日本百名山、朝日岳のふもとで、木造校舎と山や川を舞台に野外活動してくれる方を求めています
活動の舞台は、大江町山里交流館やまさぁーべ。
川や田んぼ、周囲の雑木林の自然を満喫できるアクティビティが人気の、旧小学校をリノベーションした泊まれる自然体験施設です。
看板メニューは施設の近くを流れる月布川の中を遡るリバートレッキング。
お客様の年齢層は、保育園から大学生までの子どもたちや学生が中心。学校や子ども会、ボーイスカウトなど団体のご利用が多くなっています。
日々の業務は、開催場所の下見、草刈り、用具の準備や受入リハーサル。お客様受入の司会や自然観察のガイド、参加者のサポートや安全管理。終了後は、用具の片づけ。校舎を気持ちよく使ってもらえるよう清掃も重要な仕事になります。冬は雪が多く、除雪作業で体を鍛えることができます。
実作業は、接客、司会、電話対応、料金収納、用具の清掃片づけ修繕、清掃、草刈り、除雪、必要物品の調達、施設の簡易な修繕、農作業、パソコン作業、写真撮影、プログラムの企画など多岐にわたります。活動に慣れてきたら、新しいアクティビティの企画やPRなどにも挑戦してください。
山里交流館は、NPOさわらび会が、町から管理業務を請け負って運営しています。
館長、事務員2名、業務員1名、ほか大きなイベントの際は臨時スタッフを募集しています。
普段はこのスタッフと一緒に活動します。館長は元地域おこし協力隊です。
こんな人に向いています
アウトドア活動が好き、接客が得意、動植物が好き、暑さ寒さに強い、
こういった人には向かないかもしれません
アウトドア活動が苦手、虫など生き物が苦手、人前で話すことや人と接するのが苦手、体力に自信がない、注目されたくない
ある日のスケジュール
8:30 出勤 玄関の掃除、スタッフミーティング
9:00 活動受入準備
10:00 利用団体受付 活動開始
12:00 昼食
13:00 用具の清掃、片づけ
14:00 活動場所の水田の草取り等農作業
16:00 活動場所下見、用具準備
16:30 終業
利用状況や季節により作業内容に大きな変化があります。
ある一週間の過ごし方
日 山里交流館へ出勤
月 役場で協力隊ミーティング
火 休み
水 休み
木 山里交流館へ出勤
金 山里交流館へ出勤
土 山里交流館へ出勤
山里交流館は水曜定休です。毎月、他のスタッフと調整してシフトをつくります。
週休日は、水曜日と前後の日、または都合に応じて調整となります。他の協力隊とのミーティングや研修があります。
地域おこし協力隊の勤務時間以外は、届出制で兼業・副業することができます
ただし、働きすぎや、活動の支障にならない必要があります。
地域おこし協力隊を卒業する3年後の、起業や独立、仕事につながる仕事にチャレンジしてください。
たとえば、カメラマンや、ウェブや雑誌の臨時ライター、作家活動、地元イベントの臨時スタッフやマルシェ出店などが、活動と両立しやすいかもしれません。
地域おこし協力隊の活動も、次の仕事につながるスキルを磨く心がまえで取り組んでいただくとよいですね。
地域おこし協力隊に応募する前に知っておいていただきたいこと
地域おこし協力隊は国の制度
隊員は都市部から過疎地域へ移住し、地域を元気にするため活動します。
活動内容や待遇は、受け入れる自治体で様々です。活動期間は3年までです。
国は、市町村が地域おこし協力隊に取り組む場合、1人あたり、給与などの報償費等は280万円、活動経費は200万円を上限に、市町村の経費に対して特別交付税措置を講じることになっています。※令和4年時点
このため、上限まで使わない場合であっても、余った経費が町の収入になるわけではありません。また、補助金と異なり、収入が確定している財源ではありません。
活動のタイプ
大江町は、活動内容を定めた「ミッション型」で募集しています。
地域おこし協力隊の制度が始まったころは、活動内容を定めない「フリーミッション型」が多かったそうですが、現在は全国的に活動分野やテーマを決めた「ミッション型」が多くを占めるようになっています。
地域おこし協力隊の身分
大江町の地域おこし協力隊は、年度ごとに雇用される「パートタイム会計年度任用職員」の町職員として、地方公務員の立場で活動します。
公務員なので勤務時間中は、職務に専念しなければならないほか、公務員として求められるいろいろな責任が生じます。地域おこし協力隊の行う活動は町の事業になります。
多くの自治体が、大江町と同じように「会計年度任用職員」で地域おこし協力隊を受入しています。
ただし、自治体によっては個人へ委嘱や委託の形式で受入している場合があります。活動の自由度が高いことが多いようですが、「会計年度任用職員」と違い、市町村職員としての共済に加入できない、活動中の事故が公務災害にならないなどの条件が異なります。
複数の市町村の地域おこし協力隊への応募を検討している場合、どのような立場になるのかご留意ください。
兼業・副業
大江町の「パートタイム会計年度任用職員」の地域おこし協力隊は、届け出により、兼業・副業が可能です。
ただし、当然のことながら、地域おこし協力隊としての勤務時間中に兼業・副業のほか収入が発生してはいけません。
大江町の地域おこし協力隊は、フルタイムの仕事より勤務時間が短いので、兼業・副業する場合は、任期後につながる内容で、仕事の実績づくりやスキルを磨いてください。
なお、町の一般職員や「フルタイム会計年度任用職員」の兼業・副業は禁止されています。
大江町の地域おこし協力隊の給与水準
給与など報償費と手当を、週5日、1日7時間、勤務した場合に、国の制度の上限の年間280万円いっぱいになるように設定しています。
地域おこし協力隊の活動経費は自由に使えるか
公金ですから自由に使うことはできません。
地域おこし協力隊の給与や手当、家賃や活動用の経費は町の予算から支払いします。町の支出は、公金としての計画的な執行と、厳密な確認の上で支払いされます。
活動を計画し、必要な経費か判断した上で、会計ルールに従って使うことになります。
大江町の地域おこし協力隊受入状況
平成25年から、令和4年度まで14名の地域おこし協力隊が着任し、11名が活動終了、3名が活動中です。
活動終了した11名のうち、引き続き6名が大江町に住んでいます。
令和5年度山形県大江町「地域おこし協力隊」募集要項
1.募集人数 1名
2.活動内容
大江町山里交流館を拠点に、大江町地域おこし協力隊設置要綱の地域協力活動のうち、地域おこしの支援として、地域行事やイベントの応援、地域ブランドや地場産品の開発・販売・プロモーション、都市との交流事業・教育交流事業の応援、地域メディアなどを使った情報発信等を行う。地域おこし協力隊合同の月例ミーティングや国県の地域おこし協力隊研修会参加。活動の計画書や報告書等の書類や町広報誌コラム欄の記事作成。
3.募集対象
・3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎地域等条件不利地域を除く)から大江町へ住民票を異動し、1年以上3年までの間で活動することができる方
・心身ともに健康で、施設管理団体や住民と協力して活動できる方
・普通自動車運転免許を有する方
※地域要件について
3大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の区域の全部
都市地域:条件不利地域以外の地域
条件不利地域:次のいずれかの対象地域・指定地域を有する市町村。(1)過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、(2)山村振興法、(3)離島振興法、(4)半島振興法、(5)奄美群島振興開発特別措置法、(6)小笠原諸島振興開発特別措置法、(7)沖縄振興特別措置法
現在お住まいの地域がどれにあてはまるかわからない場合は、担当までお問い合わせください。
4.勤務時間
・勤務日数・時間
朝8時30分~16時30分。1日7時間、週5日、1週間で35時間勤務。山里交流館の利用状況や他のスタッフとの調整によるシフト制。イベント等による勤務時間の変動有。
・休日
週休2日制。山里交流館は水曜休館。土日祝日は利用者が多いため勤務日になります。半年以上の勤務で年次有給休暇10日付与(年間)、その他夏季休暇(有給)3日間。
※国や町の制度改正等による変更有。
5.勤務条件等
・雇用形態 大江町パートタイム会計年度任用職員
・勤務場所 大江町山里交流館を中心に町内各地
・隊員報酬 時給1,379円、日額9,654円を、月の勤務日数により翌月10日を基準に支給
月22日勤務の場合、月額212,388円。※所得税、社会保険等を控除後、口座振込。
・期末手当 支給前6カ月報酬月額平均の0.675分を2回。初回の6月支給は勤務期間が短いため平均ではなく月数に応じた調整率。報酬・手当をあわせると国基準上限の年額280万円程度になるよう日額を定めています。ただし、初年度は初回の手当の期間が短いためこれより少なくなります。
・活動用備品等 活動用車両貸与(軽自動車)、活動のほか、通勤に使用。
・生活関連 住宅はアパート(2LDK)の予定。家賃、敷金、礼金ともに町が負担。
※住宅の光熱水費、電話等通信料、電化製品等は個人負担。
・研修その他活動経費 活動に必要な研修や視察は勤務時間とし、町が費用負担。協力隊の活動として実施するイベント等も同様です。
※上記の条件等は、令和5年度予算の成立状況により変更になる可能性があります。
6.活動期間等
令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
※地域おこし協力隊の活動は最長3年間。町の職員(会計年度任用職員)として年度ごとの任用。町職員としてふさわしくない行為等があった場合は、期間途中であっても任用を取り消します。
7.応募手続
次の申込書類を、令和5年2月17日(金)※必着 まで下記の申込先へ提出してください。
申込書類
・大江町会計年度任用職員採用試験申込書
・現住所の住民票抄本 ※地域要件確認のため
・自動車免許証の写し
8.選考
申込書類の審査結果により、面接のご案内をお送りします。面接は2月中の、役場の開庁時間内に実施します。面接後、結果を郵送で通知します。書類の提出や面接に要する費用は申込者負担です。
9.採用の決定
選考結果により内定し、令和5年度予算が成立後に採用決定となります。
10.申込み・お問い合わせ先
〒990-1101 山形県西村山郡大江町大字左沢882-1
大江町役場 地域振興課移住・定住推進室 地域交流係 担当:庄司
TEL 0237-84-1503 FAX 0237-62-4736 E-mail iju@town.oe.yamagata.jp
募集要項をダウンロードしてじっくり見たい方はこちら
「野遊び 地域おこし協力隊募集要項」をダウンロードする(PDF:534kB)
申込用紙(履歴書形式)はこちら
・手書き用
「地域おこし協力隊申込書」をダウンロードする(PDF:292kB)
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