特定健診・特定保健指導

2021年03月19日

概要

平成20年度から健診の実施主体が変わり、基本健診が特定健診・特定保健指導となりました。
医療保険者(※)が加入している被保険者・被扶養者(家族)に対して健診・保健指導を実施します。

※医療保険者とは … 市町村国保、国保組合、健保組合、協会けんぽ、共済組合

Q&Aでわかる特定健診・特定保健指導

Q1.『健診の何が変わるの?』

A1.

(1)健診の実施主体が市町村から医療保険者に変わります。

特定健診は医療保険者が実施の義務を負うことになり、対象者は加入している医療保険者が指定する健診機関で受診することになります。

※医療保険者とは市町村国民健康保険、国民健康保険組合、健康保険組合、協会けんぽ、共済組合等をさします。(保険証であなたの医療保険者を確認できます。)

(2)腹囲の測定など、メタボの危険因子を調べる検査項目が加わります。

特定健診では、腹囲の測定やLDLコレステロール検査が新しく加わりました。メタボの状態であることに早めに気づき、予防することで、心臓病や脳卒中など深刻な病気を予防することが可能と考えられます。

(3)健診結果からメタボの該当者・予備群の方を選び、特定保健指導を実施します。

特定健診でメタボの危険が見つかった人には、生活習慣改善のための専門家(医師、保健師、管理栄養士など)のサポートが行われます。

Q2.『なぜ健診が変わることになったのですか?』

A2.

より効果的に生活習慣病を防ぐためです。

運動不足や食生活の変化などから、生活習慣病である心臓病や脳卒中、糖尿病やその合併症が増えており、これらは寝たきりや体の障害など、生活に不自由をもたらせたり、死亡の原因となります。よってそれらを防ぐためにメタボリックシンドロームに着目した健診が行われることになったのです。

Q3.『新しい健診は何歳からが対象ですか?』

A3.

40歳~74歳のすべての人が対象者となります。

平成20年4月から、新しい健診制度である特定健康診査(特定健診)が始まります。対象者は40歳~74歳で、その年度を通じて医療保険に加入しているすべての人です。

※妊産婦その他厚生労働大臣が定める人は対象から除外されます。

Q4.『75歳以上の人はどうなるのですか?』

A4.

75歳以上の高齢者は後期高齢者医療広域連合が実施主体となり健康診査を行います。

これまで通り、町の健診で受けられます。

Q5.『糖尿病等で通院しているのですが、健診は必要ですか?』

A5.

通院中の方も、ぜひうけてください。年に1回の健康チェックを行いましょう。

特定健診のながれ

(1)健診・保健指導の案内が来る

※医療保険者から受診券が届くことがあります。

(2)健診を受ける

地域の健診機関・病院や診療所・医療保険者の直営診療施設等

(3)結果が送られる

地域の健診機関・病院や診療所・医療保険者の直営診療施設等 → 医療保険者

(4)健診結果※/保健指導の案内が来る

医療保険者→受診者(40歳~74歳のみなさん)

※健診結果は地域の健診機関等から直接受診者の方へ送られることもあります。

特定健診以外は今までとおり市町村で

がん検診など特定健診以外の検診・健診については、いままでとおり市町村が行います。実施日程や場所などの詳細は、町の広報紙などをご覧ください。

大江町特定健康診査等実施計画

pdfファイル「大江町特定健康診査等実施計画」をダウンロードする(PDF:9.3MB)

関連先リンク

厚生労働省ホームページより「医療制度改革に関する情報」

お問い合わせ

〒990 - 1101 山形県西村山郡大江町大字左沢882-1

大江町役場 税務町民課 国保医療係 TEL:0237-62-2291

ただし特定保健指導などの具体的内容については、健康福祉課 保健衛生係 TEL:0237-62-2114