まるでトトロのよう！ 秘境ドライブでたどり着いた「松保の大杉」

みなさんこんにちは。

大江町の地域おこし協力隊の屋宜（やぎ）です。

先日「町内に秘境がある」と、元協力隊で現在も大江町で暮らす野木桃子さんから話を聞き、秘境（林道）とその先にある「松保の大杉」に連れていってもらえることになりました！

林道を野木さんの車で進んでいきます。

このような林道をドライブするのははじめてで、運転する側でなくてもドキドキ…！

道中ではタラノキ（名前の通りたらの芽がなる）も生えていました。

野木桃子さんと娘さん

町内の貫見（ぬくみ）地区から約30分ほどで「松保の大杉」に到着！

ライダーの方が観光に来ており、「どのルートでここまで来たか」と話が弾んだのも良い思い出です。

まるでトトロのような形をした「松保の大杉」は、なんと樹齢約1,100年。

平安時代ごろからたくましく根をはり続ける大杉の姿に胸を打たれます。

樹木のそばにある「山之神神社」にお詣り

樹木が龍のように見える…！

また、帰り道には野うさぎを発見したんです。

野うさぎは一点をじっと見つめ、私たちの存在に気づいたのか、森の中をぴょんぴょん跳ねて去っていきました。

（野木さんは以前松保の大杉付近でカモシカを見たんだとか…！）

野生の動物を間近で見る機会があるのも、自然が豊かな大江町ならではの体験。

松保の大杉に向かう道中の林道はくねくね道で道幅もせまく、電波も通じない可能性が高いです。はじめて行かれる方は、運転に十分に気を付けて向かってくださいね。

松保の大杉（県指定天然記念物）

場所：山形県大江町小清547乙

お問い合わせ先：大江町教育文化課歴史文化係（TEL：0237-62-3666）

写真と文：屋宜美奈子（地域おこし協力隊）