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若手農家さんが育てる「啓翁桜」の出荷作業を見学!

2024年01月29日

みなさんこんにちは。

大江町の地域おこし協力隊の屋宜(やぎ)です。

 

「おおえぐらし」ではこれまで何度か、くだものを育てる農家さんを紹介してきました。大江町では冬季の農作物として「啓翁桜」を育てる農家さんもいらっしゃいます。今回は新規就農者・佐々木晶子さんが育てる啓翁桜の剪定・出荷作業を見学させていただきました。

 

取材にお伺いした日、外は雪が降っていましたが、啓翁桜の作業場のビニールハウスは暖房が効いていて少し暑いくらい。

この日は農業共済さんの取材に同席するかたちだったため、私は別の角度から佐々木さんをぱちり!

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移住前は首都圏のお花屋さんで働いていたという佐々木さん。

ご家族で大江町に移住され、大江町就農研修生受入協議会「OSINの会」で学び、昨年春に独立されました。

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佐々木さんをはじめ、農家さんたちが共同で使用しているビニールハウスの中には2メートルほどもある大きな枝も。

啓翁桜の収穫はだいたい12月ごろ。雪が降る前に切り出し、ビニールハウス内やその近辺に保管しておくそうです。

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「電動剪定ばさみ」を使用し、テキパキと剪定していく佐々木さん。

できるだけ高い単価で出荷するには、枝の長さだけでなく「太さ」も大切とのこと。作業台には10センチごとの目印があり、枝の太さを確認した上で長さを調整していくそうです。

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こちらはカットした枝の結束作業をする様子。

結束した啓翁桜は箱に入れたのち、出荷されるとのこと。

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取材のあと、大江に移住してきた初日に道の駅で啓翁桜を購入したことを思い出しました。


生ける場所次第では、約1ヶ月と長い時間愛でることができるのも啓翁桜の魅力。

今年も自宅の玄関に生けて、ひと足お先に春気分を味わおうと思います♪


写真と文:屋宜美奈子(地域おこし協力隊)