「種なしぶどう」はどうやってできる? 若手農家さんの畑を訪問してみた
みなさんこんにちは。
大江町の地域おこし協力隊の屋宜(やぎ)です。
新緑の季節を迎えた大江町では、農家さんたちが野菜の苗を植えたり、すもも栽培の講習会が開かれたりと、夏から秋にかけて実る農作物の作業が進んでいます。
今回は農林課で働く協力隊の堀内愛さんに同行し、ぶどう畑の見学に来ました!
お伺いしたのは鹿(しか)直輝さんのぶどう畑。
鹿さんは東京出身で山形県立農林大学校を卒業後、大江町に移住した方。
大江町の就農研修生受入協議会「OSINの会」の研修生として学び、現在は新規就農者としてぶどうやすももなどの果実、お米や啓翁桜、ブロッコリーなどを生産しています。
この日、鹿さんのぶどう畑にはOSINの会のメンバーが集結。
生食でおなじみの「デラウェア」というぶどうを育てるため、ぶどうを種なしにする処理(「ジベレリン処理」というそうです)をみなさんで協力して行っていました。
常に腕を上げた状態で作業するため、作業後はとても肩が凝るそう。
今年の春から「OSINの会」会員になった堀内都志さんも実地研修
「ジベレリン処理」をされたデラウェアの赤ちゃん
「デラウェア」のように種なしで食べやすいぶどうは、農家さんがひとつひとつ手作業で処理を行うからこそおいしくいただけることを実感しました。
また、「OSINの会」では6月17日(土)~6月18日(日)の2日間、大江町で農業をはじめたい方向けに向けた果樹園や施設を見学するツアーを行うそう。
農業をはじめたい方はこの機会にぜひ参加してみてくださいね!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「OSINの会」やツアーについてのお問い合わせは下記まで▼
大江町役場 農林課 農政係
TEL:0237-62-2115
mail:norin@town.oe.yamagata.jp
次回は新規就農者が育てる「くろべえなす」の畑の様子をレポートします。ぜひお楽しみに!
写真と文:屋宜美奈子(地域おこし協力隊)