街のちいさな博物館「大江町立歴史民俗資料館」に行ってみた
みなさんこんにちは。
大江町の地域おこし協力隊の屋宜(やぎ)です。
今回は大江に来たばかりの頃から気になっていた「大江町立歴史民俗資料館」に行ってみました♪
「大江町立歴史民俗資料館」は左沢駅から車で約5分、「大江町中央公民館(ぷくらす)」敷地内にあります。
(資料館の開閉は大江町中央公民館で行っていいます。見学の際は公民館にお立ち寄りください)
風情のある母屋の外観に見惚れながら館内へ。
「大江町立歴史民俗資料館」は七軒地区の十郎畑の地主として寛文年間から知られる齋藤家の母屋と土蔵を中央公民館脇に解体・移築したもの。
大江町で盛んに作られていた青苧(あおそ)やうるし、蝋についての展示や、昔を偲ぶ古い民具などを見ることができます。
母屋の一階には雛人形などの伝統工芸品が保管されています。
空間を仕切る欄間(らんま)がかっこいい。
二階には民具が展示されています。
昭和30年ごろまで使われていた冷蔵庫。昔は冷蔵庫も木製だったとは…!
大江町の月布川(つきぬのがわ)はうるしの産地だったそうです。
最近では「金継ぎ」が注目されたりと、うるしに興味を持つ人も増えましたね。
昔の子どもたちが遊んだ「めんこ」を発見!
土蔵では、青苧に関する展示が。
青苧は通気性にも優れており、山形の暑い夏(私はまだ経験していないですが…)にも適した素材だとか。
また、「大江町立歴史民俗資料館」は母屋と土蔵の和室を借りることもできるそう。
近々お休みの日に母屋をお借りして、のんびり本を読んだりして過ごそうと企んでいます。
大江町の歴史を学べる「大江町立歴史民俗資料館」、古いものや歴史、古民家に興味がある方はぜひ訪れてみてくださいね。
「大江町立歴史民俗資料館」についてのお問い合わせは下記まで▼
大江町中央公民館(ぷくらす)
〒990-1163 大江町大字本郷丁373-1
TEL:0237-62-3666 FAX:0237-62-3667
写真と文:屋宜美奈子(地域おこし協力隊)