粘土をこねる心地よさ。公民館で陶芸体験をしてみた
みなさんこんにちは。
大江町の地域おこし協力隊の屋宜(やぎ)です。
今回は大江町中央公民館(ぷくらす)で陶芸教室が行われることを聞き、参加してきました!
今回の陶芸教室の講師は、大江町で活動されている「紫陽花窯」の渡辺美千代さん。
渡辺さんの作品は町内の飲食店「ATERA」や「カフェ・ウーピー」さんで見かけていて気になっていたんです。
教室がはじまるとまずは粘土をいただき、数種類の釉薬(陶磁器の表面に付着したガラスの層のことで「うわぐすり」とも呼ばれる)から好みの仕上がりのものを選びます。
いろんな種類が合って迷いつつも、私はシンプルな「白」に。
ろくろや手びねりで、それぞれが思い描く花器やうつわなどを作っていきます。
渡辺さんがひとりひとりの作品にアドバイスをくれたり手直しをしてくれます。
なんとか成形ができたので、ここからは渡辺さんにお預け!
ご自宅にある灯油窯で焼成するそうで、後日特別に窯焚きの様子を見せていただきました。
▲渡辺さんのご自宅の小屋内にある灯油窯
陶芸用の窯には薪窯、ガス窯、 電気窯などがあり、灯油窯は温度と酸素をこまめに調整する必要があるそうですが、灯油窯は窯の中を酸欠状態(還元焼成)にしやすく、趣のある色合いに仕上がったり、色んな焼き方ができるのが特長だといいます。
渡辺さんは以前はハーブやめのう(鉱物の一種)細工などいくつかの趣味があり、特に心惹かれたのが陶芸だったそう。
好きなことを学び続け、町のみなさんにも伝えたり教える機会をつくっていけるのはすてきなことですね。
そしてつい先日、私が作った花器と一輪挿しが完成しました!
撮影しながらの作品づくりは難しく、ぼこっとした部分も多少ありますが、自分でつくったうつわは愛着がわきます。
(注ぎ口のあるデザインの小さめの花器を作ったつもりが、酒器とおちょこのようになってしまいました。笑)
今後も町内で創作活動を行っている方を取材していこうと考えていますので、ぜひお楽しみに♪
写真と文:屋宜美奈子(地域おこし協力隊)