秋の風物詩、稲の「杭かけ」作業を体験しました
2023年10月03日
みなさんこんにちは。
大江町の地域おこし協力隊の屋宜(やぎ)です。
5月にはじめて体験した「田植え」。(記事はこちら)
今回は稲刈り作業がはじまったと聞き、稲を刈ったあとに行う「杭かけ」の作業をお手伝いしてきました!
田んぼがあるのは七軒地区・柳川温泉の近く。
私が行った日の前々日に作業が始まったようで、田んぼに着くとすでに杭かけの作業が進んでいました。
獅子舞が並んでいるように見える…!(のは私だけでしょうか)
バインダー(稲を刈り、結束する機械)をスムーズに操縦する、地域おこし協力隊の神保南さん。
「自然の中で身体を動かしながら働くのは楽しい」と話してくれました。
私も稲刈り機の操縦を習ってチャレンジ!
(写真はやまさぁーべでインターン中の佐藤瑛吾さん)
「杭かけ」とは、刈ったあとの稲の束を田んぼに立てた杭をはさむように交互に積み、乾燥させる作業のこと。
稲刈り→杭かけの作業はコンバインで刈る(脱穀も同時に行う)よりも手間はかかりますが、天日干しをすることで追熟し、お米の甘みが強くなるとも言われています。
杭かけ作業をする神保さん。
杭かけ作業に熱中し、自分の作業の様子を撮りそびれてしまいました…!
今日では「杭かけ」作業を行う農家さんは減ってきているそうです。
少しの時間作業しただけでも根気のいる作業でしたが、この季節にしか見ることのできない風景が受け継がれていってほしいなと感じました。
一服(休憩)中のひとコマ。
汗を流したあと。、草むらに座って飲む麦茶は格別です!
写真と文:屋宜美奈子(地域おこし協力隊)