百目木地区かわまちづくり
かつて最上川舟運の中継地として栄え、最上川とのつながりを大切にしてきた大江町百目木地区は、記録が残っている昭和42年8月の羽越水害以降もたびたび家屋の浸水被害に見舞われてきました。
現在まで堤防が無かった同地区では、水害に備えて宅地の地盤を高くしたり家屋の一階部分をピロティ化したりして各家庭で対策を講じてきた歴史があり、水害に見舞われても川とのつながりを大切にしてきた同地区の町並みや人々の暮らしは、国選定の重要文化的景観「最上川の流通・往来及び左沢町場の景観」の構成要素である「最上川地区」を形成する一つの要素となっています。
しかし、近年では令和2年と4年に立て続けに多くの住宅が浸水被害を受けたことから、現在は「最上川水系流域治水プロジェクト」に基づき国による堤防整備が進んでいますが、この堤防整備により、同地区の町並みや人々の暮らしの一部は失われることになります。
今後、こうした歴史的な背景も踏まえた「百目木地区かわまちづくり」を進めていきますが、町民の皆さんからもご意見等をお寄せいただければと思います。
○ 大江町百目木地区かわまちづくり協議会
大江町百目木地区かわまちづくり協議会は、百目木地区の堤防整備に伴い広がる河川空間の利活用と河川空間とまち空間が融合した賑わいづくりのための「百目木地区かわまちづくり計画」の策定及びその進捗管理等を行うことを目的として、令和6年1月18日に設立されました。
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○ 大江町百目木地区かわまちづくり検討会
大江町百目木地区かわまちづくり検討会は、かわまちづくりに関する様々な意見を出し合いブラッシュアップする百目木地区かわまちづくり協議会のワーキンググループとして令和6年2月29日に設置されました。
百目木地区かわまちづくり検討会について、詳しくはこちらから