町公式SNSキャラクター「ぷくちゃん」の秘密
2021年06月29日
ふれあい会館のロビーに展示されている大きな生き物の模型をご覧になったことがありますか。これは太古の海に生きていた「ヤマガタダイカイギュウ」の実物大復元模型で、その愛らしい顔とぷっくりとしたシルエットから「ぷくちゃん」と名付けられました。
ではなぜ大江町で「ヤマガタダイカイギュウ?」とお思いになるかも知れません。それは遡ること40数年前のこと、世にも珍しいこの「ヤマガタダイカイギュウ」の貴重な化石が、なんと、大江町の「用」という地区で発見されたのです。しかも、この世界的な大発見をしたのが当時左沢小学校の6年生だった2人の小学生だったことから大変話題になりました。
「ぷくちゃん」の名前は、平成28年7月に新しく生まれ変わった中央公民館と町立図書館の愛称「ぷくらす」に受け継がれ、町営バスの停留所の表示板やバス本体のデザインにも使われるなど、町民の皆さんから親しまれているキャラクターです。「ぷくちゃん」と一緒に大江町を盛り上げていきます!
2月9日は「ぷくちゃんの日」
2月9日を2月09日。2(ふ)0(゜)9(く)。
なので2月9日はぷくちゃんの日になりました!
ヤマガタダイカイギュウ (学名:Dusisiren dewana)
生息時期 | 約900万年前 | |
体長 | 約3.8m(実物大模型より) | |
食性 | 草食性 | |
特徴 | 現在のジュゴンのように泳ぎはゆっくりで、性格もおとなしく、浅い海の底でコンブなどの海藻を食べて生きていたと考えられる。 |
※情報提供 … 山形県立博物館研究員・石黒宏治さん
「ぷくちゃん」誕生秘話が、平成30年9月号の広報おおえ(PDF)に掲載されています。興味のある方はぜひご覧になってみてください。